ズワイガニ

ズワイガニ

冬の味覚の王様 ズワイガニ

ズワイガニは、山口県以北の日本海と、茨城県以北からカナダまでの北太平洋、オホーツク海、ベーリング海に広く生息。日本で獲れるズワイガニは、比較的体が大きく甘味が強いのが特徴です。

大きいもので脚を広げて約70センチ、越前ガニ、松葉ガニ、芳ガニ、間人ガニなどは、本ズワイガニの地域ブランドになります。産まれてから親ガニになるまでに約10年、脱皮を繰り返しながら徐々に大きくなり、計15年間くらい生存するといわれています。

ズワイガニの甲羅に付いている黒い粒々は、カニビル(ヒルの一種)の卵で、この卵が多く付いているほど、長い期間海の中で生息し、脱皮を繰り返してきた証拠です。この卵は、国産物により多く付いていますので、産地を見分けるポイントにもなります。

ズワイガニは、TAC制度(漁獲可能量制度)が導入され、海域毎の漁獲量の上限が定められています。メスの漁獲を自主規制する地域もあるなど、漁獲量が少なく高級なカニとして知られています。

ズワイガニは冬の味覚の王様といわれるほど人気が高い食材となっており、関西地方では、温泉地の旅館などによるカニ食べ放題ツアーなどが毎年人気です。自宅で楽しむには、高い技術で鮮度を保たれたネット通販が手軽に現地と同じ味を堪能できオススメです。